
TOEIC英単語の効率よい覚え方が知りたい。
英単語をすぐ忘れてしまうんだけど、記憶力悪いのかな・・・
英単語が覚えられないと、自分の記憶力が悪いのか心配になりますよね。間違った方法で英単語を覚えると、スコアアップに繋がらない可能性があるので注意が必要です。
正しい方法を知れば、効率よく英単語が覚えれてスコアアップにつながります。
この記事では、TOEIC935点を取得した実体験をもとに、効率の良いTOEICの単語の覚え方を解説していきます。
ぼくはこの記事に書いている方法で単語帳1冊を完璧に覚え、TOEICの本番試験で知らない単語はほぼ出てこないレベルになりました。
この記事で効率よい単語の覚え方をマスターして、ハイスコアを取りましょう。
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目次
TOEICは単語力が全て
TOEICは単語力が全てと言っても過言ではありません。単語はリスニング、リーディング全ての土台となる知識だからです。
- リスニング・・単語を知らないと聞き取れない
- リーディング・・単語を知らないと文章が理解できない
単語力を強化しないのは、サッカーが上手くなりたいけど、ボールを使わず筋トレばかりするようなもの。
TOEICの勉強で何から手をつけたら良いかわからない人に「とりあえず単語学習だけはすべき」と伝えたいくらい超重要です。
TOEICの単語学習で間違った覚え方、効率のよい覚え方を紹介していきます。
TOEIC 英単語の間違った覚え方5選
TOEICはマークシートで回答するテスト。受験勉強と同じような方法で単語を覚えると効率が悪いです。
間違った単語の覚え方をしていないか、以下の5つをチェックしてみてください。
- TOEIC専用の単語帳を使ってない
- スペルを覚えようと何回も書く
- 音声を聞かない
- 完璧に覚えようとする
- 単語単体で覚えようとする
TOEIC専用の単語帳を使ってない
TOEIC専用の単語帳を使うのが必須。
TOEICは、ビジネスや日常的な内容が出題されるため、ある程度出題される単語が決まっているから。
中学校や高校で習わないような単語も多く出ますので、TOEIC専用の単語を覚えて対策することが大切です。
スペルを覚えようと何回も書く
スペルを何度も紙に書いて覚えるのは効率が悪いです。TOEICはマークシートを使って回答するテストなので、スペルを覚える必要がないからです。
効率よく単語を覚えるには、単語を見て覚えるのがいいですよ。後ほど効率の良い単語の覚え方を紹介します。
正しい発音を聞かない
正しい発音を聞かずに単語を覚えてもTOEICでは使えません。正しい発音を知らないと、リスニングで役に立たないから。
英単語はスペルと発音が異なることが多いです。
・Buffet
X バフェット
◯ バフェイ
・Iron
X アイロン
◯ アイアン
せっかく単語の意味を覚えても、間違った発音で覚えてしまうと、リスニングで使い物になりません。音声付きの単語帳を買いましょう。
完璧に覚えようとする
完璧に単語を覚えようとすると逆に効率が悪くなります。人間の記憶は忘れるようにできているためです。
下記はエビングハウスの忘却曲線と呼ばれ、ドイツの心理学者によって証明された人間の記憶に関する調査結果。
人は学習した内容をすぐに忘れてしまいます。
- 20分後→42%忘れる
- 1時間後→56%忘れる
- 1日後→74%忘れる
単語は一回で覚えれるものではありません。効率の良い覚え方は、忘れるのが前提で記憶が定着するまで繰り返し英単語を覚えること。
後ほど、効率の良い単語の覚え方を解説します。
英単語単体で覚えようとする
単語単体で覚えようとすると、単語の使い方がイメージできないため効率が悪くなります。
例えば、fix(修理する)という単語を覚えるとき、単語単体を何度繰り返してもイメージしにくいです。
Fix修理する、Fix修理する、Fix修理する・・・
しかし、例文を見ながら覚えるとfixのイメージがしやすいので、効率よく覚えれます。
We must fix the projector before the presentation.(私たちはプレゼン前にプロジェクターを修理すべきです)
単語だけが並んでいる単語帳を使うのではなく、例文も掲載された単語帳を使いましょう。
TOEIC 英単語の効率よい覚え方5選
TOEICでハイスコアを取るために必須、効率の良い単語の覚え方を5つ紹介します。
- 英単語を何度も見て覚える
- 英単語を例文と一緒に覚える
- 正しい発音を聞きながら英単語を覚える
- 1秒で意味がイメージできるのが目標
- 単語帳は浮気しないこと
英単語を何度も見て覚える
単語は何度も見て覚えるのが最も効率がよいです。人の記憶は忘れやすいようにできているから。
人は学習した内容を「20分後には42%、1時間後には56%、1日後にはなんと74%」も忘れてしまう。
記憶を定着させるためには、毎日同じ単語を見ること。200個の単語を一区切りに、毎日朝晩見て覚える方法がオススメです。
ぼくは、以下の2ステップを実践して1冊の単語帳をほぼ完璧に覚えました。
ステップ1:知らない単語にチェックを付ける
まず知らない単語にチェックをつけながら単語帳を1周します。意味がわかる単語を除外して、チェックした単語だけを効率よく覚えるためです。
ポイント
知らない単語=すぐに意味がイメージできない単語
ステップ2:毎日朝晩繰り返す
200個を1区切りに、チェックした単語を毎日朝晩繰り返し見ましょう。「単語を見る&意味を確認する」を1単語5〜10秒ほど。
・1週目:1〜200個
・2週目:200〜400個
・3週目:400〜600個
・4週目:1〜600個を復習- 200個がしんどい場合は、100個でもOK。
- 200個区切りで付箋を貼る(1週間後の日付を書く)
3ヶ月ほど繰り返して覚えると1800個覚えれます。
注意すべきことは、完璧に覚えれなくてもOKと割り切ること。1冊の単語帳が終わったら、単語帳を2周、3周繰り返せば、完璧に近づいてきます。
ゆうやぼくは同じ単語帳4周しました。知らない単語がほとんどなくなるほど記憶が定着してきましたよ。
英単語を例文と一緒に覚える
単語を覚えるときは、例文を見ながら覚えることが大切。単語のイメージができて記憶が定着しやすいからです。
単語単体で覚えないように注意しましょう。例文がついている単語帳を選ぶのがポイント。
正しい発音を聞きながら英単語を覚える
正しい発音を聞きながら単語を覚えるのは大切です。間違った発音で単語を覚えると、リスニングで使い物にならないからです。
単語を見て正しい発音がわからない場合は、Googleで調べるか(Weblio辞典がオススメ)、付属のCDで発音を確認しましょう。

1秒で意味がイメージできるのが目標
「この単語を覚えた」と判断する基準は、単語を見て1秒ほどで意味がイメージできること。
以下のように意味がイメージできればOK。
・submit(提出する)→書類などを提出している情景
・calculate(計算する)→電卓や計算している情景
「えっと、なんだっけ?あ、〇〇だ」のように、意味がわかるまでに時間がかかる単語は覚えたと言えません。
TOEICの本番ではスピーディーに問題を解かないと、時間切れになるからです。
ポイント
日本語で意味を正確に言える必要はないです。あくまで「なんとなくこんな意味だな」と頭の中で意味がイメージできればOK。
単語帳は浮気しないこと
1冊単語帳を決めたら、ほぼ完璧に覚えるまで別の単語帳に目移りしないことが大切。
TOEIC専用の単語帳であれば、どれも大差はありません。色々な単語帳を買ってどれも中途半端になるのが一番最悪です。
書店に行くと、単語帳があふれていてどれがよいかわからず不安になりますよね。
ぼくがTOEIC935点を取るまでに愛用していた単語帳を紹介します。
おすすめの単語帳とアプリを紹介
オススメの単語帳は「スピードマスター」。
ポイント
- CD付きなので正しい発音が身に付く
- 例文もついているので単語のイメージがしやすい
- ジャンルや品詞別に分かれている
ぼくは付属のCDをスマホにダウンロードして移動中に聞いています。隙間時間を利用すると、効率よく単語が覚えれますよ。
まとめ
本記事では、TOEIC単語の効率よい覚え方を解説してきました。
TOEIC単語効率よい覚え方
- 何度も見て覚える
- 例文と一緒に覚える
- 正しい発音を聞きながら覚える
- 1秒で意味がイメージできるのが目標
- 単語帳は浮気しないこと
単語が覚えれないと悩んでいる方は、以下に当てはまっていないか要チェック。
TOEIC単語効率の悪い覚え方
- TOEIC専用の単語帳を使ってない
- スペルを覚えようと何回も書く
- 音声を聞かない
- 完璧に覚えようとする
- 単語単体で覚えようとする