
TOEIC Part7で時間が足りない・・
スコアアップするために、効率よく解くコツはあるのかな?
TOEIC Part7はリーディングパートで一番ボリュームがあって難しいですよね。何の戦略もなく試験に挑んでも、時間切れになりスコアが思ったように伸びません。
コツを知っておくと、効率的かつ時間内に解き終われて、スコアアップに繋がります。本記事ではTOEIC Part7で知っておくべきコツを、935点のぼくが詳しく解説していきます。
ぼくがTOEIC935点を取得したときに実際に意識していることなので、参考にしてくださいね。
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TOEIC Part7コツ5つ
TOEIC Part7で効率よく早く解くために意識すべきことは以下の5つ。
- 時間配分を厳守する
- 本文を読む前にチェックすべきポイント
- 本文の読み方のコツ
- NOT問題の解き方
- その他Part7で意識したいコツ
それぞれ詳しく解説していきます。
時間配分を厳守する
リーディング全体に言えることですが、時間配分を厳守することはとても重要。時間を意識しないと、時間切れを起こしてしまい、最後まで解けません。
Part7の時間配分は以下の通りです。
Part7 | |
概要 | シングル、ダブル、トリプルパッセージ問題 |
問題数 | 54問 |
Part7回答時間 | 55分 |
各問題目標時間 | 約60秒 |
公式問題集などで多くの問題を解き、時間配分を体に染み込ませることが重要です。慣れてくれば、問題を解きながら「いまこの問題に60秒以上かかってるな〜」と感じるはずです。
オススメの問題集はこちらをチェック。

本文を読む前にチェックすべきポイント
Part7では、本文を読む前にチェックすべきことがあります。
followingをチェック
各問題の上部に記載のある「following以下の部分」です。何について書かれている文章か瞬時に判断できるため要チェック。
例えば、以下の例ではadvertisement(広告)についての文章だとわかり
「どんな広告について書かれてるのかな?」と心の準備が整い、文章が頭に入りやすくなるメリットがあります。
参照:IIBC
followingに続くものは他にもたくさんあります。
- e-mail(電子メール)
- letter(手紙)
- memo(メモ)
- text message(テキストメッセージ)
- online chat discussion(チャット)
- article(記事)
- Web page(ウェブページ)
本文を読む前に、チラッと見るだけでも文章の理解度がグッとよくなりますよ。
メール問題は宛先、宛名、主題をチェック
メール問題でチェックしたいポイントは次の通り。
- From:誰から→メールの最下部でもわかる
- To: 誰に
- Date: いつ送られた
- Subject:メールの主題→メールの内容がわかる
「誰から誰に宛てたメールなのか」は特に意識したいポイントです。人名に関する問題は頻出だからです。
例えば「Mr.Tomはメール内で何が問題だと述べていますか?」のような問題です。登場人物を把握しながら読み進めると、慌てずに済みますよ。
チャット問題の登場人物をチェック
チャットのやり取り問題は、登場人物が複数出てくる場合があるので要チェック。メール問題と同じく人物に関する設問がよく出ます。

本文の読み方のコツ
Following〜をチラッと見た後、まだ本文を読んではいけません。
最初の1つの設問を読んでから本文を読み始めましょう。ポイントを絞って文章を読むためです。イメージとしては、次の6つの手順で読んでいきます。
①設問を1つ読む
↓
②本文を読む
↓
③該当箇所を見つける
↓
④回答する
↓
⑤次の設問を読む
この繰り返しです。

基本的に設問の順番通り、該当箇所が本文中に出てきます。
注意ポイント
最後まで読まないと答えがわからない問題もあります。(以下Question 180)
該当箇所が見つからない場合は、焦らずに後で該当する箇所が見つかるハズだと思って読み進めましょう。
以下「Question 176-180」の問題を見てみると該当箇所が順番に出てくることがわかります。(Question 180は例外)
実際に問題を解いてみたい方は「参照:IIBC」へ。
スキミングなどの速読方法もありますが、大事な情報を見逃して、何度も文章を行ったり来たりして時間を大きくロスする可能性が高いです。

NOT問題の解き方
NOT問題は、選択肢の中から該当しない回答を選ぶ問題。
No. 179
What service does Ms. Annesly NOT request from Business Audio Pro?
(A) Professional voice talent
(B) On-hold messages
(C) Customized script writing
(D) Multilingual voice production
NOT問題を解く順番は以下の通り。
①設問を読む
↓
②選択肢(A)を読む
↓
③本文と見比べて検証
※選択肢(A)〜(D)で同じことを繰り返す
NOT問題は、1つの設問で(A)〜(D)まで4つの選択肢を検証する必要があるので時間がかかります。時間がかかるようであれば、適当にマークして次の問題を取りに行く方が効率が良いですよ。
動画で詳しく解説しましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
その他Part7で意識したいコツ
その他ぼくが問題を解くときに意識していることを紹介します。
細かい情報も要チェック。
フォントが変わっていたり、下の方に小さく書かれている内容が問われることがあります。細かい箇所にこそ正解に繋がる情報があると思って注意深く読みましょう。
含み表現も要チェック
以下の含み表現が出てきたら要チェック。
- However, but(しかし)→ 逆説の後には重要な内容が続く可能性あり
- currently(現在), if(もし)→後の文章で内容が変更される可能性あり
まとめ
本記事ではTOEIC Part7で使えるコツを5つ紹介しました。
- 時間配分を厳守する
- 本文を読む前にチェックすべきポイント
- 本文の読み方のコツ
- NOT問題の解き方
- その他Part7で意識したいコツ
・細かい情報も要チェック
・含み表現も要チェック
上記のコツを意識するだけで要点を絞って問題が解けるので、スコアアップに繋がります。家で問題集を解くときも意識して、コツを体に染み込ませていきましょう。
TOEIC全パートで使えるコツは以下の記事で詳しく解説しています。本番試験までにしっかり復習しておいてくださいね!